成長のよろこび
印刷する出産から成人式まで、人生の節目を祝いながら成長のよろこびを分かち合う。そんなときの贈りものは、その年々にふさわしいものを心を込めて選びたいものです。慶事なので、紅白の水引(蝶結び)、のし付きで。お返しの表書きの「内祝」は、本来「内輪で祝う事」の意。お祝いをいただかなくても親しい人へ配っていた習慣が、御祝のお返しに使われるようになったものです。
用途 | 水引・のし | 表書き | ひと口メモ(★はお返し表書き) |
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出産 | 御祝 御出産祝 御誕生祝福 |
母子ともに落ち着いてから 1ヶ月以内に ★「内祝」 |
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初節句 | 御祝 初節句御祝 |
節句の1週間前~当日までに ★「内祝」 |
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七五三 | 御祝 祝七五三 |
11月1日~15日 ★「内祝」 |
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入園・入学 | 御祝 御入園祝 御入学祝 |
4月上旬まで 礼状で返礼 |
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卒業・就職 | 御祝 祝御卒業 祝御就職 就職御祝 |
卒業式と入社日の間に 礼状で返礼 |
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成人 | 祝御成人 成人式御祝 |
1月第2月曜日 あるいはお誕生日 |
のしは「あわび」を模したもの?
慶事一般の贈りものに付ける「のし」は、祝儀袋やのし紙の右上にある折り紙状のもの。慶事に贈る酒の肴(さかな)とともに、あわびを細くむいて引き伸ばした「のしあわび」が、「伸ばす、永遠」の意味を込めて添えられたのが始まりです。そのため、鮮魚や肉など生ものを贈るときには「のし」は付けないのが決まり事。 不祝儀や病気見舞い・災害見舞いなどの場合も、引き伸ばすことを嫌うため「のし」は付けません。